2011年11月30日水曜日

プロボーラー班、インタビューへいく

コンビニ班堅田です!

インタビューに行って来ました!
今回は、コンビニ業界に草創期から携わっておられた、株式会社ローソンの役員のA様にお話を聞くことができました。
コンビニエンスストアがまだ世間に認知されていないような状態から、現在のような百貨店にも並ぶ地位を築くまでに、どのような試行錯誤があったのかリアルに感じることが出来ました。
A様に前回考えた、「am/pmはセブンーイレブンの結果だけを見て、過程を見ずに模倣したから、失敗したのではないか」という仮説について直接お聞きしてみたところ

「それは少し違うなぁ」

と…
正直ショックは隠しきれませんでした。
詳しくお話をお聞きしたところ、仮説をたてる際に参考にした記事の内容が少し違うと説明して頂きました。

確かにコンビニ業界各社はセブンーイレブンを意識して追随することもよくあるし、それだけ業界でのセブンーイレブンの存在というのは非常に大きなものであるそうです。am/pmの経営悪化の原因は確かに都心に集中的に出店したことも一つの原因で、セブンーイレブンのように集中的に出店をしようというのもあったようですが、それよりも親会社との関係が大きな原因であったのではないか、ということでした。am/pmは親会社が頻繁にかわったという背景があり、一貫した戦略が取れなかったようです。
親会社との関係…これまでに全く注目していないところでした…

考えていたことが外れて、けっこうなショックを受けました。ですが、それ以前に新聞や雑誌の二次情報が少しずれているところがあった、ということに驚きを感じました。

「そこはそんなに簡単な話じゃないんですよね。」

というお答えが何度か返ってきました。 新聞や雑誌で書かれていることはすべてではない。頭ではわかっているのだけれども、どこかで盲目的に信じきってしまっていた自分たちがいたと思います。
今回のインタビューでは、研究をしていく上で二次情報に対しても「それは本当なのか?」という視点を持つこと、そして、実際にその業界の方にお話を伺い、確かめることの重要性を、身を持って知ることができました。


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