2011年10月11日火曜日

データソースの探しかた



こんにちは、初登場の原千晶です!

さて、私たちプロボーラー班・・・ここ最近は、もっぱら統計データとのにらめっこの日々です。


“統計データの探し・・・といっても、どうやって進めたらいいのだろう?”


そのような疑問をぶつけたところ、院生の泉谷さんから、「既存の実証研究で、どのようなデータが使われているのか」を見るとよい、
とのアドバイスをいただきました。
 

早速やってみることに。


私たちの班が行っていることを二段階に分けて説明しようと思います。
 



1.既存研究の検索
文献リサーチには、「EBSCO」というサイトを活用します。


当サイトでは、海外ジャーナルに掲載されている論文(もちろん、英語ですが・・・)を検索し、無料で参照することができます。
ちなみに、早稲田大学図書館のサイトから「EBSCO」のトップページにいくことができます!
 

莫大な数の文献が登録されているEBSCOでは、単に検索ワードを打つだけでは、見きれない量の文献がヒットしてしまいます。
それでは、作業にキリがありませんね。はい。


そんなときは!


「有名ジャーナルに掲載されている論文のみ」に、焦点を絞って検索すると、効率よくすぐれた文献に出会えます。
(これももちろん、院生の先輩からのアドバイスです!)


Administrative Science QuarterlyStrategic Management JournalAcademy of Management Journal
などの経営学におけるA級ジャーナルに絞って、早速検索。


私たちは、小売業におけるデータソースを探していたこともあるので、「retail」などのワードによって論文検索を行いました


同様に、「CiNii」というサイトを用いて、日本の論文も検索しました。


いくつかの論文が検索できたところで、次の段階へ行きたいと思います。




2.論文からどんなデータソースが用いられているかをチェック


さて、論文を検索して、集めました。
といっても、30ページ程度の長い論文の中で、どの部分を見ればいいのか。

論文には、ある程度決まった型があります。どのような変数を用いているのか、どのような仮説があるのか、
などそれぞれ項目に分けて整理して書かれています


今回は、「どのようなデータソースを用いているか」を見たいわけです。
用いたデータソースは、「DATA」「DATA AND METHODS」などといった項目の中に書かれている場合が多いです。


なので、ひたすら、該当部分を見て、データソースを拾って行きました。
見る部分が絞られることもあり、多くの文献を見ることができました。


さて、この作業を通して、今まで知らなかったような、統計資料の名前もちらほら・・・。


拾うことができたデータソースを、実際にこれから見に行ってみようと思います












何か、いいデータソースが、見つかるといいな!